鳥のレバーから目に見える十分な量のDNAを抽出することができます。
特徴
- 特別な試薬を使用しません。
- 特別な機材を必要としません。
- 50分の授業時間内に実験が終了します。
- 難しい試薬の調整はありません。
- タンパク質分解酵素を使用しないため、試薬類は常温で長期間保管可能です。
- 鳥レバー以外でも、肉であればほとんどの試料からDNAを抽出することができます。
(得られるDNAの量が少ない場合がありますが、目に見える量を抽出することができます) - 低価格なので、班単位ではなく生徒全員に実験を体験させることができます。
- フェノールやクロロホルム等の危険な試薬を一切使用していません。
- 実験操作は約30分で終了するため、授業時間の前後10分間を、説明や解説にあてることができます。
実験の目的
多くの細胞には1つの核が存在し、その内部には染色体があります。染色体は、遺伝情報の本体であるDNA(デオキシリボ核酸)によって構成されています。 DNAは、アデニン(A)、チミン(T)、シトシン(C)、グアニン(G)の4種類の塩基が連なり、2重らせん構造をとっています。DNAの情報に従ってタンパク質が合成されることから、DNAはいわば設計図の役割を果たしています。これは微生物から植物、動物、ヒトに至る全ての生物に共通であることです。
分子生物学において、遺伝子を扱った実験は様々な場面で行われています。このような実験には組織や細胞から対象とするDNAを取り出す必要があります。
本キットでは、分子生物学を学ぶにあたって、必要不可欠なDNAの抽出を体験することができます。教科書だけで終わっていた授業に替わり、生徒が実際に体験することによって興味を抱き、より探求心を深めることができます。
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